【LearnBetter/アーリック・ボーザー】
本書は学び方の根幹の書籍である。
ということを確信を持っていえる本である。
いわゆる「学校の勉強」のことではなく、
人生においていかに「学習していくか」が386ページに凝縮されている。
人間生まれてきたら、誰しもがこの言葉を聞いているだろう。
「早く、勉強しなさい!」
と。
あなたは言われたことありますか?
しぶしぶ勉強を始めて、
うまくいったら続けるが、うまくいかなかったら「嫌!」となってやめる。
私の子どもの頃は、こんなことの連続であった。
そして、いつも思っていた。
「こんな勉強、将来役に立つの?」
と。
とにかく勉強に時間をかけ、「勉強」をする。
勉強に時間をかけた人間こそがえらいんだ。
中学生時代の私の考えである。
大人に近づくにつれて、ふと思うことがあった。
「あれ? A君とは、ほとんど勉強時間は変わらないはずなのに、なんでこんなに成績が違うのか?」
「そうか!才能の差だ!仕方ない仕方ない」
と逃げている自分がいた。
今思うと、逃げていても仕方がないんだなとわかる。
この書籍を読み、
勉強は「技術」である。
と思うようになった。
いかに効率よく知識を吸収できるか。学べるか。
そのテクニックが山ほど散りばめられている。
例を挙げる。
① マインドセット
② 学習のコンフォートゾーン
③ モニタリング
④ 検索練習
⑤ 人に教える
⑥ システム思考
⑦ 分散学習
などである。
その中の1つ。
「ラバーダック学習法」
について紹介する。
ラバーダックとは、お風呂によく浮かんでいる黄色いあひるのことである。
あのかわいらしいあひるが、自分の学習を革命的に変えるかもしれない。
どう使うのか。
その日に学んだことを、あひるに向かって話すだけである。
「ねえねえ。あひるちゃん。今日はね、割り算の筆算について学んだよ。割り算はね、たてる→かける→ひく→おろすの順番でやるんだよ。」
「ねえねえ、あひる。この本はね、職場の人間関係について書いてあるんだ。自分が話すこと以上に相手の話を聞ききることによって、本質が見えてくるんだよ。」
のように。
とても理にかなった効果的な方法である。
「ラーニングピラミッド」をご存じだろうか。
ぜひ、検索してみてほしい。
何かを学んだ時に、
ただ講義を聞くだけなら、定着するのはたったの5%と言われている。
読書するだけなら10%、実演を見るなら30%。
それほど高くない。
しかし、
90%定着すると言われる方法がある。
それは、
「他の人に教える」
方法だ。
誰かほかの人に教えると、90%定着すると言われているのだ。
ラバー・ダック学習法は、その応用である。
だれに教えるかは、重要ではない。
自分の学んだことをわかりやすく伝えるという行為が非常に重要なのだ。
あひるちゃんでなくても、ぽぽちゃんでも、ポケモンでも、ぬいぐるみでもなんでもいい。
ぜひやってみてほしい。
こんな学習のメソッド、方法が山ほど本書に詰まっている。
ご自身の学習のためにも、お子さんの学びのためにも、
御家庭に一冊いかがだろうか。
「勉強の学び方を教えられる人間」に私はなりたい。
【#LearnBetter/アーリック・ボーザー】
— とも🌸繊細HSP教師×EDREAM (@tomohiro33333) 2020年3月2日
🌸ブログ更新!🌸
あなたは、
「勉強しなさい!」という言葉以外で、
勉強を薦める方法を持っているだろうか。
この本の中には、
✨学習の方法✨がふんだんに散りばめられている。#読書#ブログ更新#読了#のがノートhttps://t.co/xgDcGq4SB5