読書好きの森。

読書好きの、読書好きによる読書ブログです。本を通して、心に宝物を。

読書好きの森。

【さる先生の全部やろうはバカやろう/坂本良昌】

f:id:rin_apple:20200213234011j:plain

「全部やろうはバカやろう!」

衝撃的で超ショックな一言でした。

なぜなら私が「全部やろう人間」だったから。

 

小学校教員初任者の私です。

毎日遅くまで働き、定時で帰られる先生を横目に「どうしてそんなに早く終わるんだぁ~」という思いをしています。笑

 

 

まず一言感想「今、知ることができてよかったぁぁぁ。」

 

「あれいいな。これいいな。」「全部やろう。」というのは

【非エッセンシャル思考】だそう。そして結局全部中途半端。わたし的あるある。

 

それよりも【エッセンシャル思考】にシフトチェンジしてみようと思いました。

「より少なく、しかしよりよく!」なる仕事を選択する。

 

ただ、経験不足の私には何が「よりよく!」なのか判断しずらい。

でもさる先生こと坂本先生はこの「よりよく!」の基準を示してくださっていました。

それは生産性を考えること。

          得られた成果 

普通生産性とは    投入資源  という感じですが、これを教育に置き換えると

 

  子どもの正の変化  

投下した時間とエネルギー ということになるそうです。

 

そして、生産性が高いものに取り組む。

ほかにもたくさんの判断材料が分かりやすく提示してあり、「これは本当に必要な仕事なのか」「どうすれば無駄をなくせるか」などの様々な視野を持つことができました。

 

あとは自分が経験しながら肥やしていくのみ!

 

本の中に「エッセンシャル思考」や「トヨタ式片付け」など様々な分野の視点が取り入れられています。

そしてそれらを印象付けるような表現で書かれていて、すっと頭に入りやすかったです。

本で得た知識を活かすってこういうことですね。尊敬。

 

そして一番共感し、心に残ったのは「仕事を楽しむ」ということ。

楽しむために考える。工夫する。できるようになる。

私も「仕事を趣味にすれば、きつさも半減するのでは」と思っていたので、通ずるものがあり嬉しかったです。

 

レッツ 意味のある 働き方改革

 

読書ノートの一部です。

誘ってくださったお二人に感謝。

f:id:rin_apple:20200213232725j:plain

 

 

f:id:tomo_book_aya:20200213235951j:plain

 

 

twitter.com