【さる先生の全部やろうはバカやろう/坂本良昌】
「全部やろうはバカやろう!」
衝撃的で超ショックな一言でした。
なぜなら私が「全部やろう人間」だったから。
小学校教員初任者の私です。
毎日遅くまで働き、定時で帰られる先生を横目に「どうしてそんなに早く終わるんだぁ~」という思いをしています。笑
まず一言感想「今、知ることができてよかったぁぁぁ。」
「あれいいな。これいいな。」「全部やろう。」というのは
【非エッセンシャル思考】だそう。そして結局全部中途半端。わたし的あるある。
それよりも【エッセンシャル思考】にシフトチェンジしてみようと思いました。
「より少なく、しかしよりよく!」なる仕事を選択する。
ただ、経験不足の私には何が「よりよく!」なのか判断しずらい。
でもさる先生こと坂本先生はこの「よりよく!」の基準を示してくださっていました。
それは生産性を考えること。
得られた成果
普通生産性とは 投入資源 という感じですが、これを教育に置き換えると
子どもの正の変化
投下した時間とエネルギー ということになるそうです。
そして、生産性が高いものに取り組む。
ほかにもたくさんの判断材料が分かりやすく提示してあり、「これは本当に必要な仕事なのか」「どうすれば無駄をなくせるか」などの様々な視野を持つことができました。
あとは自分が経験しながら肥やしていくのみ!
本の中に「エッセンシャル思考」や「トヨタ式片付け」など様々な分野の視点が取り入れられています。
そしてそれらを印象付けるような表現で書かれていて、すっと頭に入りやすかったです。
本で得た知識を活かすってこういうことですね。尊敬。
そして一番共感し、心に残ったのは「仕事を楽しむ」ということ。
楽しむために考える。工夫する。できるようになる。
私も「仕事を趣味にすれば、きつさも半減するのでは」と思っていたので、通ずるものがあり嬉しかったです。
レッツ 意味のある 働き方改革!
読書ノートの一部です。
誘ってくださったお二人に感謝。